何となく重い…その悩み
長時間にわたるデスクワークやパソコンなど座りっぱなしの作業が多く、運動不足などによる肩こりやむくみに悩むことが多い現代。特に就業が終わって帰路につく夕方、朝履いてきたヒールやブーツが何となくきつい、電車のつり革がつらい…気分までだるく重くなってしまうのを経験した方もいるのでは?1日頑張った自分にアロマで癒しの時間を作ってあげましょう。重い脚や肩を流すようにさすったり、揉んだりして、自分のからだを自分自身でケアすれば、ほぐれるポイントやより心地良い香りの発見があるかもしれません。
肩こり、むくみ対策にオススメの精油
レモングラス
- 緊張でガチガチのときに
- スッとほぐされたいときに
- つらさを鎮めたいときに
バジル
- こわばりをおだやかにしたいとき
- バランスをとりたいとき
- ゆるやかにすっきりしたいとき
サイプレス
- 滞りをスムーズにしたいときに
- 巡りを良くしたいときに
- 心身をリフレッシュしたいときに
どうやって使うの?
巡りがよくなるようリラックスできるトリートメントがオススメ。気になる部分だけでなく、周辺も広くケアしてあげることも大切です。精油は植物の芳香成分を高濃度に抽出したものですので、濃度や使い方を誤ると、思わぬ事故等につながる恐れもあります。濃度や使い方を正しく理解して、快適なアロマライフを過ごしましょう。
■部分浴
洗面器などに普通の入浴温度よりやや熱めのお湯(40~42度)をはり、精油を1〜3滴たらします。その中に手や足を入れ、両手首(または両足首)までを10分ほど浸します。座りながらできるのでお年寄りや、病気などで全身浴ができない方でも身体的な負担をかけず行うことができます。手足のスキンケアになるだけでなく、全身浴に劣らず血液の循環を良くし、新陳代謝を活発にしてくれるので、冷え性や肩こりが辛いときにもおすすめです。■沐浴(アロマバス)
バスタブにお湯をはった後、5滴以下の精油を落とし、よくかきまぜてから入浴します。より精油の効果を求める場合や、敏感肌の方は精油を5ml(小さじ1)程度のキャリアオイルや天然塩で希釈してから入れてください。温かいお湯の効果で心身ともにリラックスできるだけでなく、エッセンシャルオイルの成分が肌に浸透しやすくなります。精油によって肌に刺激を感じる場合もありますので、各精油の詳細をご確認の上、何らかの刺激を感じた場合はすぐに洗い流してください。■トリートメント
精油をキャリアオイル(植物油)で希釈してつくったトリートメントオイルでトリートメント(マッサージ)を行う方法。キャリアオイルに希釈濃度1%までの精油を入れ、よくかきまぜたらできあがり。精油とマッサージの相乗効果で、精油の成分浸透が高まり、血行を促進します。肩や首、腕、脚など気になる部分にご自身でトリートメントを施してください。トリートメントオイルは時間とともに成分が変化するため、残ったキャリアオイルは遮光瓶に入れ、冷蔵庫で保管し、1ヶ月以内に使い切るようにしてください。おすすめブレンド
2種類の精油を一滴ずつ入れてブレンドした香りを楽しむのもアロマテラピーの醍醐味です。おすすめのブレンドレシピをご紹介します。
◆レモングラス+サイプレス:リフレッシュ
◆サイプレス+ラベンダー:穏やか
◆レモングラス+ローズマリー:爽快感
◆バジル+ネロリ:スパイシー
◆バジル+ゼラニウム:フローラル